近視に「回復し易い近視」と「回復しにくい近視」があるのはご存じですか?
「目のトレーニングや視力○○センターに通ったけどちっとも効果がでない」
そんな方は、「回復しにくい近視」の可能性があります。
今日は、「回復しにくい近視」とはどんなものかを解説していきます。
近視には「屈折性近視」と「軸性近視」があります。
屈折性近視は、水晶体が一時的にふくらんだままの状態になることにより起こります。
ということは、「この水晶体のふくらみを元に戻せさえすれば」視力は回復するというです。
一方、「軸性近視」とは目の構造に起因する近視です。
本来は新円に近い断面の球体の目が、長焦点となるような縦長の目に変形することによる近視です。
近くのものを見ると、毛様体筋が水晶体を膨らませて、近い焦点に合わせます。
しかし、長時間水晶体を膨らませる筋肉を使い続けると、筋肉を休ませるために、眼球を軸線方向に縦長に変形させて焦点を合わせるようになります。
これが軸性近視です。
あなたが「軸性近視」だったとするとどうでしょうか。
眼の構造はそう簡単には治りません。
眼科医では、軸性近視は治らないと言っているところが多いです。
軸性近視でも視力回復している人はいる。
しかし、軸性近視は直りにくいことは確かなようですが、実際には軸性近視でも、視力が回復された方はいらっしゃいます。
例えばこの方 (Yahoo知恵袋)
この方は7年かけて視力0.07から1.4まで回復させたそうです。
1.4あれば、かなりくっきり見えます。
この方の直し方は、一言で言えば、遠方凝視です。
夜ベランダから遠くの光を見つめて、ぼやけた光ができるだけ小さくなるように意識していったそうです。
結構治るまでに長い時間がかかっていますが、そもそも近視になったのは、長年パソコン、スマホ、DS等、近くのものを長時間見続けたことによるものです。
直すのには、その逆のことをやればよいということです。
長時間、遠くのものを見続けるということです。
長距離の自動車の運転でもすれば一日中遠くを見続けるので、視力は良くなることはあると思います。
大体、視力が0.1程度の方は殆ど軸性近視だと思いますが、私の身近でもそういう方で、視力トレーニングで視力が回復している方がいらっしゃいます。
先ほどの遠方凝視の他に、直す手段の一つとして、目を支えている外眼筋の筋力を鍛える方法があります。
これは、外眼筋を鍛え適切な張力を保つようにすることにより、縦長の眼球を真円に近い形に修正させることができるというものです。
但し、従来の視力回復センターで、これを達成しようとするとかなり長期間根気よく通う必要があります。
つまり、あなたが後者の「軸性近視」であるならば、○○回復センターに通って直そうと思ってもなかなか結果が出づらい場合があります。
自分が「軸性近視」かどうかは、眼科で目の奥行き(眼軸)を計る検査をすればすぐわかるそうです。
次回の検眼の際についでに「軸性近視」かどうかしらべてみてはいかがでしょうか。
軸性近視であれば、視力回復センターに通ってもでも、視力回復に時間がかかることを覚悟しましょう。
根気が必要です。
諦めて、レーシックに行くなんていうのも良いですが
手術に抵抗がある方であれば、一度試してみた方が良い視力回復法としては
私が実践した上で一番効果があった方法としてアイトレという機械を使った方法があります。
これは、低周波の電気的刺激により強制的に眼筋を動かして鍛えようというものです。
一言で言えば筋トレ用のEMSマシンを眼筋用に、作ったものです。
ご興味のある方は是非ご覧になってください。